ミネラルウォーターの種類
日本の水はいわゆる軟水と呼ばれるものです。
海外旅行に行くと、お腹を下すといわれますが、これは日本人の身体が硬水になれていないためです。
この軟水と硬水の違いは、簡単に言うと「カルシウム」と「マグネシウム」の量によって決まります。
カルシウムやマグネシウムは、水に含まれる成分ですが、この量が多いほど、いわゆる「かたい」水、硬水となります。
カルシウムもマグネシウムも身体には必要ですが、硬すぎる水を飲み続けると結石の危険があります。しかし、軟らかすぎる水は逆にミネラルが不足してしまいますので、適度なバランスの水を選ぶ必要があります。
ここで気を付けないといけないのは、お子さんのいるご家庭の場合です。
とくに乳幼児、ミルクを飲んでいるお子さんがいらっしゃるご家庭では、水選びは重要なポイントとなります。
市販されている粉ミルクの注意書きには、次の様なことが書かれています。
Excite Bit 3月24日の記事より引用
- ◆森永乳業
- ○「森永 やさしい赤ちゃんの水」など調乳用がベスト
○それが手に入らず、水道水も使えない場合は、ミネラルウォーターを煮沸し、70℃以上に冷まして調乳に利用
○日本製のミネラルウォーターで、ミネラル含量が少ない(硬度が低い)軟水の使用をすすめる- ◆明治乳業
- ○粉ミルクは、国内の水道水での調乳した場合に、母乳にできるだけ近く、十分なミネラルになるよう設計されている
○無機塩類(ミネラル)が多量に含まれているミネラルウォーターでの調乳は、赤ちゃんに負担をかけてしまう可能性がある
○水道水が問題なく使用できる場合は水道水を使用するべき
○水道水が使用できない場合はカルシウム等のミネラルが少ない市販水を選ぶ。値の目安は以下の通り
-硬度:60以下
-pH:6~8
-Mg(マグネシウム):30mg/L以下
-Na(ナトリウム):42mg/L以下
-Ca(カルシウム):285mg/L以下
-K(カリウム):367mg/L以下
参考記事でも紹介されていますが、ウォーターサーバーの水には、赤ちゃんのミルクに使用するには不適当なものもあります。
赤ちゃんの身体は未発達なので、ミネラル分の多い水を与えると、逆にミネラル過多となり、身体のミネラルバランスを崩してしまう原因となります。
粉ミルクには、赤ちゃんに必要なミネラルなどがすでに調合されていますから、余分にミネラルを与える必要はないのです。
そのため、ミネラル分を補強している水やバナジウム天然水、アルカリイオン水などはミルクに使用してはいけません。
必ず軟水で、硬度は120までのものを選ぶようにしましょう。
