TOP > 浄水器 > 種類について知る

用途別にみる浄水器

浄水器には用途ごとに様々な種類があります。それぞれの特徴をご紹介していきましょう。

元栓直結型

これは、水道メーターの直後の水道管に直結して設置し、家中のすべての蛇口から出る水を浄水するタイプの浄水器です。
本体価格が20万円~150万円と比較的高額で、取り付け工事(おおよそ4万円~7万円程度)が必要となります。
さらにフィルターの価格が2万円~5万円程度で、比較的コストは高めと言えるでしょう。
それでも、家庭全体の水を浄水できるというのは利益が多いのですが、やはり農薬や菌は除去することはできませんから、井戸水を引いているご家庭には適しません。
さらに、水圧を落とさないようにするため、浄水の性能をあまり上げられないという欠点もあります。
浄水の性能だけで比較するなら、卓上型の方が高いと言えるでしょう。

蛇口直結型

本体価格は無料のものから数万円程度のものまでさまざまで、フィルターが数千円から6千円程度です。
フィルター交換の期間は比較的短く、数か月程度に1度は交換が必要となります。

簡単に取り付けられるため、もっとも多く使用されている浄水器のひとつですが、蛇口の形状が様々なので、ご自宅の蛇口に合うタイプをしっかりと見極める必要があります。

また、取り付け方が悪かったり、フィルターが詰まってくると、接続部分からの水漏れが起きたり、浄水が不十分になってしまうといった事になりますから、こまめにお手入れをしていただく必要があります。

卓上型

浄水器の中でも、もっとも一般的といえるのがこの卓上型タイプです。
価格ももっとも幅広く、例えば量販店で数万円で購入できるものから、専門業者などが取り扱う数十万円のものまであります。

卓上型タイプは大きく2つの種類にわかれていて、蛇口で分岐して浄水器を通って水が出てくるワンウェイタイプと、蛇口から浄水器を通って、再度蛇口に戻って水が出てくるツーウェイタイプがあります。

浄水の性能を考えた時、やはり一番ネックになるのはフィルターのサイズと材質です。

塩素等を吸着する活性炭やごみ等の不純物を取り除く微細なろ過フィルター等、様々な材質のフィルターがメーカー毎に用意されていますので、その特徴や価格を比較して商品を選ぶようにしましょう。

井戸水を使用されているご家庭では、この卓上タイプで農薬を除去できるものを選ぶと良いでしょう。

ビルトイン型

本体価格はおよそ6万円~20万円程度で、フィルターの持ちはおおよそ1年です。このタイプのフィルターは1万円~2万5千円程度になります。
最近の新築マンション等には最初から設置されていることも多く、大抵は通常の水道水が出る蛇口とは別の蛇口が用意されています。

このタイプは、他の浄水器に付け変えようと思うと、蛇口ごと交換になるので、付け変えの手間がかかります。
また、大抵流し台の下の収納部分に本体がありますから、フィルターの付け変えも一苦労というところが欠点と言えるでしょう。

逆浸透型

NASAの開発した浄水器で30数万円程度の高価なものがほとんどです。

非常に細かな穴のあいたフィルターに水を通し、染み出させることで、長時間掛けて水をろ過します。そのため、大きなタンクを有する浄水器で、非常に場所を取ります。シンクの下に設置するタイプの場合、大体シンク下収納の扉一枚分を占有してしまう大きさです。

ほとんどの有害物質を取り除けるのが利点ですが、逆にいえばミネラル等の成分も取り除いてしまいます。
そのため、水の味も変わってしまうので、好き嫌いが分かれるようです。

ピッチャー型

主に飲用水として水道水を利用するために、ピッチャーにセットされた浄水フィルターを通して水道水をろ過するタイプのものです。

価格は3千円程度から1万円程度のものまでさまざまで、フィルターは3千円程度のものが多いようです。

ろ過できる水=ピッチャーの容量ですから、一度に使用できる水も大体2リットル前後ということになりますので、料理等、一度にたくさんの水が必要になる場合には適しておらず、使用にあたっては、あまり応用は効かないと言えます。

ただ、持ち運びは簡易ですし、ピッチャーごと冷蔵庫にしまうこともできますから、飲用水としての利用にはもっとも手軽であると言えます。

シャワータイプ

近年注目を集めている浄水器です。
本体価格は数千円~2万円程度、フィルターは3,4千円前後のものが多いようです。

4週間に1回程度の交換が必要とされるものが多いのですが、実際には、複数人のご家庭での利用では、もう少し頻繁にフィルター交換が必要になってくるようです。

シャワーの水から出る塩素を中和するタイプのもので、飲用水のフィルターに使われている活性炭ではなく、カルシウムやビタミンCなどの中和によって塩素を除去します。

塩素というのは、実は皮膚から吸収されるものが圧倒的に多く、髪や肌を傷めるだけでなく、健康にも影響を与えますから、ご家族の健康を考えた場合や、髪の傷みがひどい方には適した浄水器と言えます。